最速骸も返せる⁉︎ 超安定人形型7メイシア 構築解説
どうも。ito.です。7メイシアの対面ごとのプレイング解説です。
デッキコンセプトはズバリメイシアから手に入る粛清の一刀による早期リーサル。
メイシア本体が3コストなので、
破壊の使徒や、
ディメンションドミネーターでコストを下げることによって最速7ターン目にこの動きを決めに行きます。コンボパーツに幅があるため、他コンボデッキと比べても安定感があります。勝率は6割くらい取れてる印象。
目次
①マリガンについて
②対面ごとのプレイングについて
③調整枠について
④特殊なプレイングが必要なカードについて
⑤採用したくなるけどしてはいけないカードについて
① マリガンについて。
まずは基本的なマリガンから。
準優先:ディメンションドミネーター、2コス
対面によってキープ:人形使いの糸
返してOK:上記以外のカード全て
こんな感じです。虚数物体は一部対面で使わないこともありますが、殆どのデッキに対して有用なので慣れるまでは基本キープでokです。
まずは最優先から見ていきましょう。
まず。カイザーインサイト。
カイザーインサイトは基本的に1ターン目に打つ方がバリューが高いです。また、コンボパーツを残しながらマリガンできる為、腐る場面がありません。脳死キープでいいでしょう。
粛清の英雄、メイシア。デッキコンセプトです。
サブプランほぼ搭載してないので引けないとマジで詰みます。全力で引きに行きましょう。
虚数物体。
最強のダメージカットです。対面によっては必須になるカードです。このデッキはこいつの使い方で大勢が決します。刺さらない相手はロイ、ネメくらい?他の対面では来たらキープでいいでしょう。
次に、準優先のカードについてです。こいつらは最優先のカード(特にメイシア、虚数)が見えてる際にキープが検討できるカードです。
ディメンションドミネーター。メインプランのコンボパーツです。
メイシアが握れてたならキープ。メイシアを相手に見せずコストを下げれる為、使徒よりも優先度は高いです。
2コスフォロワーの方々。
メイシア、虚数が見えてたらキープ。序盤の動きやすさが違います。コンボパーツが見えてないなら容赦なく流して下さい。2コスは厚く採用しているので、流しても案外何とかなります。
※人形使いの糸について
アグロ系のデッキに対しての解答札です。特にアグヴは、盤面返せば何とかなることが多いので、コンボパーツを犠牲にしてもヴ対面では引きに行くのもありだと思います。
② 対面ごとの立ち回りについて。
次に、対面ごとの立ち回りを見ていきましょう。
目次
1 ミントタイラント
2 骸
3 AF
4 教会
1 ミントタイラント
基本的に、虚数を取れるスペルが採用されない為、虚数を貼れば2ターンは確実に耐えられます。その間に後続の虚数を引きに行くか、メイシアを投げるのが基本的な勝ち筋となります。ネクロ対面では、現状骸よりタイラントの方が生息数多いので、マリガン時点で虚数を探しに行きます。その後は、破壊カウントを稼ぎながら、コンボパーツを揃えて行き、相手の墓地が十分に溜まっていれば5〜6ターン目に虚数物体を設置し、7〜9ターン目にOTKを狙いにいきましょう。また、この対面で重要なのはOTKをする際のグレモリー(守護持ちの方)の処理。
基本的にこちら側のリーサルターンにはこいつがいるので、操り人形を抱えておくことを忘れないようにしましょう。
2 骸ネクロ
この対面も基本的にやることはタイラント対面と変わりません。虚数を骸がで次第設置し人形が揃い次第ドールブレイクで全処理を狙います。パーツが揃ったなら2、3ターン目に人形を加えておくようにしましょう。
骸ネクロのサブプランとして、フェイタルオーダーからのデッドメタル連打でのリーサルがあります。これの対策として、ゼネルガイアでの回復を随所で挟むのが有効です。これで結構勝率変わるので覚えておきましょう。
3 AF
正直あのデッキ人によって動き全然違うのであんま書くことないんですよね。強いて言えば、小型ビートしてくる相手には人形使いの糸を探しに行くようにするとか、レディアント出されたら虚数置いてOTK防ぐとか...そういった小手先のプレイングがかなり重要になる相手になります。相手の動きに合わせて、臨機応変に対応していくことが重要です。
4 教会ビショ
基本的には虚数+回復札でリソース切れまで粘るのが勝ち筋です。この対面では特に序盤の動きが重要となるので、ビショと当たった時は2コスや低コストの処理札を探しに行くといいでしょう。
③調整枠について
現段階の調整がこんな感じなのですが、その中での必須枠が
これら34枠です。基本的にはこの6枠を環境に応じて調整していく形になると思います。
個人的に入ると思ってるカードはこんな感じ。
対AF:パペットボックス
対ウィッチ:ミュニエ
上振れ狙い:ハーメルン
対教会:ローザ
安定性増加:ゼンマイの巻き直し、キャットチューナー、新ツヴァイ、純真の歌い手
耐久力増加:ギルネリーゼ、心なき決闘
とりあえずこの中から現環境に合ってると感じる2枚をご紹介。
パペットボックス。
AF対面においては、加速をどかしつつ相手の手札、盤面を埋めれるスーパーカードと化します。骸対面では棺のラスワを序盤から奪えるのは評価点。ですが現環境トップのミントタイラントに人形を百鬼夜行の的や墓地肥しに利用されてしまい、かなり腐ってしまいます。AFが増えたら採用するといいでしょう。
メイシアを増やしてドローソースにしたり、ドールズオーナーや人形を増やして破壊カウントを稼いだりとかなり便利なカードです。ですが単独で引いた時に弱く、腐りやすい為不採用も十分あり得る圏内だと思います。
④特殊なプレイングが必要なカードについて
最後に、使い方が特殊なカードについて解説していこうと思います。
まずはこのカード。
無尽の人形使いです。このカードは先行時と後攻時でかなり使い方が異なります。先行時は基本人形を加えつつ破壊数を2稼ぐカードとしての運用となるのですが、進化権を余裕を持って使える後攻では進化を切って運用することが多いです。こいつに進化を切れば、ある程度の人形の供給が約束されるので、本来で有れば破壊カウントを稼いでいる間に、回復などを挟みやすくなります。間違って先行に進化を切ると、メイシアのコスト減少がかなり難しくなり、一気に不利になるので間違っても先行で進化は切らないようにしましょう。
次に、パペットインヴァースです。
基本的にこのカードは、メイシアで削りきれない打点を補う為に使います。基本的にこのデッキでは、メイシア単体で20点出すことは難しいため、他のフォロワーで殴るなり何なりで追加で3、4点ダメージを稼がなくてはなりません。(16〜17点ぐらいが安定して出せるイメージ)
そんな後N点を解消するためのこのカード。除去をしつつ足りない分のダメージを補うことができます。下手に人形を切りすぎるとメイシアのタイミングで守護を突破できなくなったり、リソースが切れやすくなったりするので注意しましょう。(経験談) 間違ってもアグロムーブのためのカードとして運用しないように。リソースが持たない上にそんな打点出ません。
⑤採用したくなるけど採用してはいけないカードについて(追記)
環境初期に出回ってた7メイシアのリスト見ると、入れたくなる気持ちは分かるけど、実際にはノイズとなるカードが入ってる構築が多かったので、この欄を作りました。
まずはこちら。
運命の輪、スロース。
ローテンションではそこそこ活躍しているこのカードですが、残念ながらここはアンリミテッド。相手にするデッキが違います。円環出しても骸のエサにされ、アグロ相手にはお祈りになり、破壊数も1しか稼げず、非共鳴で除去を狙おうにも共鳴調整狙うだけの暇もありません。また、盤面ロックを狙おうにもメイシアというデッキコンセプトとの噛み合いが悪く、なんなら現環境のデッキは自壊手段を搭載しているものが多いです。今のところこのカードのメタ対象のアマツが環境から消えたので、現環境では採用する価値はあまりないでしょう。
コンセントレイト。
使うPPに対して、破壊回数が稼げず、バリューも低いため、動きが弱くなるため厳しいです。
重力の柔術師。
残りません。6PPでこいつ出してる余裕ないです。体力3の守護はないも同然なのであまり意味ないです。
⑤ 後書き
皆さん如何でしたでしょうか。プレイングや調整の一助になれば幸いです。お相手はito.でお送りしました。ではでは。