最速骸も返せる⁉︎ 超安定人形型7メイシア 構築解説

 どうも。ito.です。7メイシアの対面ごとのプレイング解説です。

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デッキコンセプトはズバリメイシアから手に入る粛清の一刀による早期リーサル。f:id:nanmandanaigyd:20200712205136p:image

メイシア本体が3コストなので、

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破壊の使徒や、
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ディメンションドミネーターでコストを下げることによって最速7ターン目にこの動きを決めに行きます。コンボパーツに幅があるため、他コンボデッキと比べても安定感があります。勝率は6割くらい取れてる印象。

 

 

 

目次

①マリガンについて

②対面ごとのプレイングについて

③調整枠について

④特殊なプレイングが必要なカードについて

⑤採用したくなるけどしてはいけないカードについて

 

 

① マリガンについて。

 まずは基本的なマリガンから。

 

最優先:カイザーインサイト、メイシア 虚数物体

準優先:ディメンションドミネーター、2コス

対面によってキープ:人形使いの糸

返してOK:上記以外のカード全て

こんな感じです。虚数物体は一部対面で使わないこともありますが、殆どのデッキに対して有用なので慣れるまでは基本キープでokです。

 まずは最優先から見ていきましょう。

 

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まず。カイザーインサイト。

カイザーインサイトは基本的に1ターン目に打つ方がバリューが高いです。また、コンボパーツを残しながらマリガンできる為、腐る場面がありません。脳死キープでいいでしょう。

 

 

 

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粛清の英雄、メイシア。デッキコンセプトです。

 サブプランほぼ搭載してないので引けないとマジで詰みます。全力で引きに行きましょう。

 

 

 

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虚数物体。

 最強のダメージカットです。対面によっては必須になるカードです。このデッキはこいつの使い方で大勢が決します。刺さらない相手はロイ、ネメくらい?他の対面では来たらキープでいいでしょう。

  

 

 

 

 次に、準優先のカードについてです。こいつらは最優先のカード(特にメイシア、虚数)が見えてる際にキープが検討できるカードです。

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ディメンションドミネーター。メインプランのコンボパーツです。

 メイシアが握れてたならキープ。メイシアを相手に見せずコストを下げれる為、使徒よりも優先度は高いです。

 

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2コスフォロワーの方々。

 メイシア、虚数が見えてたらキープ。序盤の動きやすさが違います。コンボパーツが見えてないなら容赦なく流して下さい。2コスは厚く採用しているので、流しても案外何とかなります。

 

人形使いの糸について

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 アグロ系のデッキに対しての解答札です。特にアグヴは、盤面返せば何とかなることが多いので、コンボパーツを犠牲にしてもヴ対面では引きに行くのもありだと思います。

 

 

 

② 対面ごとの立ち回りについて。

 次に、対面ごとの立ち回りを見ていきましょう。

 

目次

1 ミントタイラント

2 骸

3 AF

4 教会

 

 

1 ミントタイラント

 基本的に、虚数を取れるスペルが採用されない為、虚数を貼れば2ターンは確実に耐えられます。その間に後続の虚数を引きに行くか、メイシアを投げるのが基本的な勝ち筋となります。ネクロ対面では、現状骸よりタイラントの方が生息数多いので、マリガン時点で虚数を探しに行きます。その後は、破壊カウントを稼ぎながら、コンボパーツを揃えて行き、相手の墓地が十分に溜まっていれば5〜6ターン目に虚数物体を設置し、7〜9ターン目にOTKを狙いにいきましょう。また、この対面で重要なのはOTKをする際のグレモリー(守護持ちの方)の処理。

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基本的にこちら側のリーサルターンにはこいつがいるので、操り人形を抱えておくことを忘れないようにしましょう。

 

 

2 骸ネクロ

 この対面も基本的にやることはタイラント対面と変わりません。虚数を骸がで次第設置し人形が揃い次第ドールブレイクで全処理を狙います。パーツが揃ったなら2、3ターン目に人形を加えておくようにしましょう。

 骸ネクロのサブプランとして、フェイタルオーダーからのデッドメタル連打でのリーサルがあります。これの対策として、ゼネルガイアでの回復を随所で挟むのが有効です。これで結構勝率変わるので覚えておきましょう。

 

 

3 AF

  正直あのデッキ人によって動き全然違うのであんま書くことないんですよね。強いて言えば、小型ビートしてくる相手には人形使いの糸を探しに行くようにするとか、レディアント出されたら虚数置いてOTK防ぐとか...そういった小手先のプレイングがかなり重要になる相手になります。相手の動きに合わせて、臨機応変に対応していくことが重要です。

 

4 教会ビショ

 基本的には虚数+回復札でリソース切れまで粘るのが勝ち筋です。この対面では特に序盤の動きが重要となるので、ビショと当たった時は2コスや低コストの処理札を探しに行くといいでしょう。

 

 

 

 

 

③調整枠について

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 現段階の調整がこんな感じなのですが、その中での必須枠が

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これら34枠です。基本的にはこの6枠を環境に応じて調整していく形になると思います。

 個人的に入ると思ってるカードはこんな感じ。

対AF:パペットボックス

対ウィッチ:ミュニエ

上振れ狙い:ハーメルン

対教会:ローザ

安定性増加:ゼンマイの巻き直し、キャットチューナー、新ツヴァイ、純真の歌い手

耐久力増加:ギルネリーゼ、心なき決闘

 とりあえずこの中から現環境に合ってると感じる2枚をご紹介。

 

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パペットボックス。

AF対面においては、加速をどかしつつ相手の手札、盤面を埋めれるスーパーカードと化します。骸対面では棺のラスワを序盤から奪えるのは評価点。ですが現環境トップのミントタイラントに人形を百鬼夜行の的や墓地肥しに利用されてしまい、かなり腐ってしまいます。AFが増えたら採用するといいでしょう。

 

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ハーメルン

メイシアを増やしてドローソースにしたり、ドールズオーナーや人形を増やして破壊カウントを稼いだりとかなり便利なカードです。ですが単独で引いた時に弱く、腐りやすい為不採用も十分あり得る圏内だと思います。

 

 

④特殊なプレイングが必要なカードについて

 

 最後に、使い方が特殊なカードについて解説していこうと思います。

 

 まずはこのカード。

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無尽の人形使いです。このカードは先行時と後攻時でかなり使い方が異なります。先行時は基本人形を加えつつ破壊数を2稼ぐカードとしての運用となるのですが、進化権を余裕を持って使える後攻では進化を切って運用することが多いです。こいつに進化を切れば、ある程度の人形の供給が約束されるので、本来で有れば破壊カウントを稼いでいる間に、回復などを挟みやすくなります。間違って先行に進化を切ると、メイシアのコスト減少がかなり難しくなり、一気に不利になるので間違っても先行で進化は切らないようにしましょう。

 

 次に、パペットインヴァースです。f:id:nanmandanaigyd:20200712195522p:image

基本的にこのカードは、メイシアで削りきれない打点を補う為に使います。基本的にこのデッキでは、メイシア単体で20点出すことは難しいため、他のフォロワーで殴るなり何なりで追加で3、4点ダメージを稼がなくてはなりません。(16〜17点ぐらいが安定して出せるイメージ)

 そんな後N点を解消するためのこのカード。除去をしつつ足りない分のダメージを補うことができます。下手に人形を切りすぎるとメイシアのタイミングで守護を突破できなくなったり、リソースが切れやすくなったりするので注意しましょう。(経験談) 間違ってもアグロムーブのためのカードとして運用しないように。リソースが持たない上にそんな打点出ません。

 

⑤採用したくなるけど採用してはいけないカードについて(追記)

 環境初期に出回ってた7メイシアのリスト見ると、入れたくなる気持ちは分かるけど、実際にはノイズとなるカードが入ってる構築が多かったので、この欄を作りました。

 

 まずはこちら。

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運命の輪、スロース。

ローテンションではそこそこ活躍しているこのカードですが、残念ながらここはアンリミテッド。相手にするデッキが違います。円環出しても骸のエサにされ、アグロ相手にはお祈りになり、破壊数も1しか稼げず、非共鳴で除去を狙おうにも共鳴調整狙うだけの暇もありません。また、盤面ロックを狙おうにもメイシアというデッキコンセプトとの噛み合いが悪く、なんなら現環境のデッキは自壊手段を搭載しているものが多いです。今のところこのカードのメタ対象のアマツが環境から消えたので、現環境では採用する価値はあまりないでしょう。

 

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コンセントレイト。

 使うPPに対して、破壊回数が稼げず、バリューも低いため、動きが弱くなるため厳しいです。

 

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重力の柔術師。

 残りません。6PPでこいつ出してる余裕ないです。体力3の守護はないも同然なのであまり意味ないです。

 

 

⑤ 後書き

 皆さん如何でしたでしょうか。プレイングや調整の一助になれば幸いです。お相手はito.でお送りしました。ではでは。

 

 

[構築紹介]7英雄作成人形ネメシス

お久しぶりです。ito.です。

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「粛清の英雄 メイシア」

 

 ストーリーのラスボスとしての印象が強いこのカードですが、その能力はとても強力。

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 とても強力なフィニッシュ能力を持つ、粛清の一刀を進化時に加えることができ、その凶悪な性能で人形ネメシスからアーティファクトネメシスまで、幅広いデッキで使われてきました。

 ですが次元歪曲のローテ落ちとともに、環境から姿を消して行きました。

 

...時は令和。

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 実質的なコスト軽減能力を持つ新カード、ディメンションドミネーターの登場により、7ターン目粛清の一刀でのフィニッシュがお手軽に可能となりました。

 

そんなデッキレシピがこちら。

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 コンボパーツやダメージカットを必要に応じて探しに行くことができるカイザーインサイトや、

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ドミネーターが引けなかった時のサブプランとして運用でき、破壊数も稼げる破壊の使徒の採用によって7メイシアをデッキコンセプトとしうる程の安定感を出す事に成功しています。

 

 現在進行形でtier1のネクロにも、f:id:nanmandanaigyd:20200705132011p:image

 

虚数物体での遅延や

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ドールブレイクでの盤面処理などの明確な回答札があるため、かなり有利に立ち回れる印象。

 

 筆者が実際に使ってみたところ、スペルウィッチや教会などの、一気に疾走で攻めてくるデッキには大幅な不利をとりますが、それ以外のデッキにはほぼ対等に立ち回れているように感じました。

 

 このように、アンリミでもやれる人形軸、ぜひ使ってみては如何でしょうか。お相手はito.でお送りしました。ではでは。

 

 

 

アグロNウィッチの紹介

構築紹介、アグロNウィッチ

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 どうも。イトです。ドロシー嫌いすぎてアグロの研究ばっかやってます。ということで今回の記事はアグロウィッチです。ということで、動きから見ていきましょう。

 基本の動きは、序盤に小型フォロワーを展開からのラプンツェルか禁忌置き、次のターンに禁忌かラプに飢餓を打って後は適当に疾走とかバーンで削って勝ちっていう感じです。シンプルイズベスト。単純明快です。

 

 次に、採用カードの軽い説明です。

 

まずは小型の方々から

 ① ゴブリン

とりあえず入れとけ枠。ウィッチの1点除去に対して弱いのでメルヴィは不採用。

 ②スイーツウィッチ

2コスで手札減らない2/2スタッツはアグロであるこのデッキに置いて優秀。3枚確定。

 ③ニュートラル機械の方々

マシンゴブリンから手に入るリペアモード目当てで採用。刃や狂信者のコスト下げやリーサルずらしに使う。マシンブックも入れようと考えたが他の機械の方々が環境に合っていないので採用を見送った。

 ④フェリア

ニュートラル軸組むのであれば脳死で採用していい一枚。このデッキはニュートラルの展開が肝なため特に採用しない理由が無かった。

 ⑤研磨の魔法

打点を上げつつ後続のコスト下げる動きが優秀なので採用

 

 

 次に3コスト枠

 ①禁忌、ラプンツェル

飢餓の打ち先。ラプンツェルの採用枚数が多いのは先行での動きやすさを重視したため。今環境で3ターン目にこいつらを取れる奴らは少ない。

 

 ②飢餓の輝き

キーカード。疾走の方々に使うこともできるが主な使い道は先ほどの挙げた禁忌、ラプンツェルに使うムーブ。決まったらほぼ勝ち。

 

 ③御言葉の天使

とにかく器用。アグロの動きと相性がいいので採用。環境によってはワイズマーマンとの入れ替えも検討。

 

 次に、疾走、バーンカード。

 ①ルーンの貫き

後続の疾走のコストを下げつつ盤面を固めるのが基本的な動き。御言葉と合わせて盤面を制圧するのが3ターン目以降の黄金ムーブ。

 ②ルナルの魔術師 プリス

高体力の疾走が環境にガン刺さりなので採用。ドロシーの4、5ターン目のマジックオウルやカオスウィザードを除去しつつ走れるのが強い。

 ③スペルブーストでコスト下がる方々

このデッキに足りないフィニッシュ手段を補うために採用。地味にニュートラルとの噛み合いもいいため便利。

 

こんな感じです。

 

 ドロシーに対しては特に有利を取れるのでこの環境に絶望した方は是非使っていただければと思います。

 

 ではまた。

 

 

 

格安マグノリアアグロロイヤルの可能性

 ドロシーに発狂してついにアグロに手を染めました。どうも、イトです。ドロシーのメタデッキを探していたところ、6キルに特化させたこの構築に行き着きました。デッキコストもかなり安く作りやすいので、是非みなさんにも使っていただければと思います。まずは構築と主な動きの解説から。

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 こんな感じの構築です。特徴としては、優雅なおもてなしから持ってくるカードが、セリアとマグノリアのみであることと、マイムからのサーチ対象をアルベールに絞ってある点でしょうか。

 このデッキの基本的な動きとしては、マリガンでマグノリアかおもてなしを確保し、2から4ターン目にかけてフォロワーを展開、5ターン目のマグノリア進化でバフし、6ターン目のエフェメラやアルベールや絶望セリアなどでフィニッシュするという感じになります。また、5ターン目の動きはセリアで展開でも代用可能です。

 いちおう珍しいカードの採用理由を話すと、アセンティックナイト、ローズガーデンキーパーは兵士フォロワーを展開しやすく、マグノリアと相性が良いほか、指揮官でないためおもてなしのサーチを邪魔しないのが便利だったため採用。次に、レヴィオンの方々。マグノリアで出てくるフォロワーを絞りたいので、1、2コストのフォロワーをあまり採用できないこのデッキでは、2コスの動きが確保できるスペルというのがとにかく便利。また、アルベールはフィニッシュの補助になり、マイムからサーチできるため採用。

 今回は時間がなかったため駆け足にはなりましたが、格安アグロマグノリアの紹介でした。ではまた。

 

 

人形コントロールネメシスについて


どうも。イトです。今回は最近使っている人形冥府ネメシスについて書きたいと思います。このデッキ、結構奥が深くて、やればやるほど勝率が高くなってるきがします。調整の幅も広く、様々な型が考えられるデッキなのですが、自分なりの解答が出せたのでここに載せようと思います。レシピは以下の通りです。

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 デッキの概要、採用カード、対面での有利不利の順で解説していきたいと思います。
 このデッキの主な動きとしては、序盤はジャンク、パペットルーム、リヒトなどで盤面を除去し、中盤にデウスエクスマキナ、シヴァ、無尽の人形遣いなどのカードを着地させ、最終的に冥府やラグナアウェイクでフィニッシュするという感じです。墓地肥やしは無人人形遣いデウスエクスマキナで行い、相手の疾走札の対処は、メイシアやリヒト、リーシェナなどに疾走札を強制的に切らせる形で行います。このデッキの大まかな動きを見ていただいたところで、早速採用カードを見ていきましょう。
 まずは確定枠から、「新たなる運命」、「冥府への道」。言わずと知れた冥府の必須カードです。後述するデウスエクスマキナよりも新たなる運命(以下運命と略す)をこのデッキは墓地肥やしに使うので3枚確定で入れて良いでしょう
 次に、「無尽の人形遣い」。3枚確定です。このカードに進化を切らないとほとんどの場合このデッキだとライブラリアウトしかける場合が多いです。正直運命やマキナなどで6ターン目くらいには手札に来ている場合が多いので初手で来ても返してしまってもいいでしょう。
 「粛清の英雄 メイシア」。3枚確定です。このカードのトークンである粛清の一刀は使う機会が今環境ではほぼないです。このデッキではこのカードで盤面に圧力をかけ、相手に除去を強要するのが主な使い方となります。また、デウスエクスマキナの共鳴調整にもよく使うので、かなり使う機会が多いカードです。
 「歯車の廻し手 リヒト」3枚確定です。序盤に置いて相手の1コストを除去したり、中盤で置いて相手に除去を強要させたり、終盤で回復したりととにかく使いどころが多いカードです。このデッキは2コストフォロワーがこのカードしかないので、アグロを相手にする際は全力でこいつを引きに行きましょう。
 「シヴァ」。回復、バフ、顔面4点と、コントロールではどの効果も基本腐りません。このカードが置けたか置けてないかで終盤のフィニッシュ力も、耐久のしやすさも段違いに変わるので積極的に出していきましょう。このデッキはドロー力が高く、2枚採用でも十分手札に来ること、置けないことが負けに直結するというわけでもないことから2枚が最適だと思われます。
 「デウスエクスマキナ」。正直このカードを必須枠に入れるかどうかは怪しいところ。置けると手札管理が楽になりはするのですが、無尽の人形使いとのコンボ(後述)がないと共鳴調整が難しく、今環境では置く隙が少ないことから2枚採用です。環境によっては1枚でも良いでしょう。まあこのカードを置けているとミッドレンジからコントロールよりのデッキには結構有利に立ち回れるので、覚えておいて損はないでしょう。あと、無尽の人形使いでドロー効果が発動した状態でマキナの効果も発動していると、同じタイミングで共鳴かどうかの判定が行われるため、終了ボタンを押したタイミングで共鳴状態ならばデウスエクスマキナのドローは6枚のため共鳴状態はそのまま、その後の人形使いのドローで共鳴が外れ、次のターンのドローで再度共鳴状態に入るというように共鳴状態を保ち続けることができます。決まると強いので積極的に狙っていきましょう。
 「パペットルーム」。3枚確定です。墓地も稼げ、処理能力が上がり、コストも低い。人形冥府には必須級のカードです。よほどのことがない限りは3枚入れましょう。
 「ジャンク」。3枚確定です。すでに述べたパペットルームに近い使い方をします。対アグロにはかなり重宝するカードです。
 「虚数物体」。入れとくだけで多くの不利対面を有利に塗り替える最強カード。現環境だと闇喰らいや黄金ビショの飢餓の輝きのあたりに刺さります。手札に来すぎると腐るので2枚が安定すると思います。
 ここから先は調整枠です。環境に応じて入れ換えて行きましょう。
 「ラグナアウェイク」。結構便利なカード。序盤のリオードを簡単に取れるので、ロイヤル対面では積極的に狙いに行きましょう。サブプランとして、ジオテトを使うことがあります。また、覚えておくと強いコンボとして、冥府が置いてある状態でヴィズヤを出して冥府を起動すると、ヴィズヤ→冥府の順に効果が処理されOTKができます。結構見逃しがちなコンボなので、頭の片隅に留めておきましょう。
 「破壊の歌声」。かなりの横展開をされても返せるというのは、人形冥府にとってかなり大きいです。環境によっては人形使いの糸と合わせるか、入れ替えるかすると良いでしょう。
 「破壊の信者」。このデッキは割と終盤リソース不足になることが多いため、人形をリソースに変換できる破壊の信者はかなり優秀です。静謐な歯車との選択で入れると良いでしょう。
 「美食天使 エカテリーヌ」。今環境では回復がコントロールでは必須級です。一枚でかなりの量を回復できるこのカードは少なくとも今は必ず入れるようにすることをお勧めします。
 「破壊の絶傑 リーシェナ」。このカードの採用を意外に思われた方も多いと思います。実はこのカードこのデッキにものすごいマッチしてます。まず、このデッキは4ターン目の強い動きがなく、序盤もさほど強いというわけではないのでそのタイミングで盤面を相手に制圧されるという展開がリーシェナ採用前は多々ありました。そこでこのリーシェナですが、体力の高さと必殺がとにかく強く、相手のフォロワーをほぼほぼ2体持っていけ、序盤の弱さを補ってくれます。また、消されにくい白きでの回復が仕事をする時もありますし、虚数物体の有効ターンを伸ばすのにも便利です。また、中盤ポン置きしてもかなり相手に除去を強要できます。次に、皆さんの多くが思っているであろう、「このカード採用するなら冥府要らなくね?」についてですが、私はアンリミリーシェナも握っていて今環境の初期に回していたのですが、黒きの着地隙の大きさ、エンジェルシュートの採用の増加、耐久リソース確保の難しさなど今環境ではかなり厳しいようにかんじました。それに対し今回のデッキは、運命やマキナでのリソース確保やフィニッシュカードである冥府の着地隙の少なさなどが強く、この環境ではこちらの方に強さとしての軍配が上がるかと思われます。実際黒きでフィニッシュすることは少ないです。
 「パペットショック」除去枠。今環境では消滅がささらないのですり替わりではなくこちらを選択しました。
 対面での有利不利ですが、現時点での環境デッキ(gamewithさんの現在のアンリミテッド最強ランキングを参考)の中で、有利を取れるのは、黄金都市、エイラ、庭園ドラゴン、自傷ヴとアマツを除くアグロ全般に有利をとれます。また詰み相性としてはアマツエルフ、豪風エルフ、単純に不利な相手はドロシーや骸ネクロなどです。細かい理由は割愛しますが(質問等有ればTwitterのDMでお願いします)詰み相性の豪風が弱体化したのもあって、かなり今環境は戦いやすいように感じます。
 最後に、このデッキはプレイングが難しいですが、かなり強いデッキですので使っていただけると幸いです。では次の記事でお会いいたしましょう。ではまた。